2020年からの小学校英語
小学校の英語はどうなっていくのか…
興味のある方、たくさんいらっしゃると思います!私も学びます!学びをシェアしていきたいと思います!
日本は世界の中で、アジアの中でももっとも英語学習が遅れている国です。韓国では1997年以降に、中国や台湾では2001年以降に英語学習が小学生3年以前から始まっています。
2020年、やっと日本でも正式に英語が小学校に入ります。
2011年以降にいくつかの小学校ではすでに外国語活動としての英語が導入されています。外国人の先生(ALT…assistant language teaches 外国語指導助手) 、担任の先生、J-Shine の先生(小学校英語指導者認定)などの活躍で英語を体験させる取り組みができており、小学校では英語が好きと答える児童が多くいる現状です。しかし、中学生になると英語嫌いになる傾向があると言われています。これは、小学校から中学校の英語の連携が上手く出来ていないことが原因と言われています。
そこで、新学習指導要領では、小学校3年生から外国語活動を、そして小学校5年生からは教科として導入していくことがよりスムーズな連携になるという運びになりました。
小学校中学年 (3年・4年)
外国語活動が週1時間 (年間35時間) 導入されます。下記3領域の技能を学ぶ。
外国語活動とは…コミュニケーションを通して体験的に文化や英語と日本語の音声の違い、基本的な表現などに慣れ親しむこと=体験学習
・聞くこと
・話すこと(やり取り)
・話すこと(発表)
小学校高学年 (5年・6年)
教科としての外国語が週2時間 (年間70時間) 導入されます。主体的に外国語を用いてコミュニケーションを図ろうとする態度の養うこと。中学校の学びを前倒して学ぶのではなく、3年・4年で学んだ外国語活動を発展した内容となります。
下記の5領域の技能を学ぶ。
・聞くこと
・読むこと
・話すこと(やり取り)
・話すこと(発表)
・書くこと